【あけおめ〜2021〜慈・悲・喜・捨】
新年を迎えることが出来ました。
皆様にとって、素敵な一年になりますように…
2020年はコロナウイルスで大変な世の中になりました。
世間はそれ一色のようでございますが、わたくしめはわたくしめで、今までとは違う世界に入りました。
Twitterでもしばしばつぶやいておりますが、
「地域猫活動」のボランティア団体に所属し、本格的に取り組むことにしました。
外で暮らす猫達から、ボランティアメンバーから、この活動を応援してくださる方から、そして、反対する方から、無関心な方から、、、
たくさんのいろんなことを学びました。
省みると、
今までは自分の事で苦しみ、自分の事で悩み、自分の事で喜び、、、
自分の事、自分を取り巻くことについてだけに関心があり、それに対して一喜一憂する人生だったと思います。
ただウォーキングをしていた公園には、一見幸せそうにしている猫がいる。
しかし、現状を知るとそこは過酷な世界でした。
地域猫活動をしている人は猫好きの猫ファーストな人々と考えられがちではございますが、
わたくしめはそうではございません。
もちろん、少しでも猫が健やかに暮らしていけるようにという思いもあります。
その中で、猫の過酷な生活を支える人々への敬意のようなものからボランティア団体に入ろうと決意したことも大きいものです。
そして、この公園で暮らす(公園で暮らすことを強いられている。そうせざるを得ない)野良猫は、人間社会と別の社会ではなく、しっかりと繋がっていて、人間がしてしまった、人間の責任問題であるということを活動していくうちにわかっていきました。
他人事ではなく、我々人間の行ってしまった大罪の一つなのです。
我々人の心に
|慈
自分自身ではなく、他人(ここでは衆生、世に生きるすべての生き物)を慈しむ心
|非
他人に寄り添い、その悲しみに共感する心
|喜
他人の幸せを心から喜ぶ心
|捨
貪欲で要らぬ妄想で嫉妬や怒りの悪心を捨てること
この
慈・悲・喜・捨
があれば…
世界中の皆が幸せになります。
心のすみにでかまいません。
持っていて欲しい。
わたくしめも持っていきたい。
そう、思う2021年の始まりでございます。
ありがとうございました🙏
心はいつも涅槃寂静
たくふぁん