のぼう途たくふぁんの戯言

心はいつも涅槃寂静

倫理と野放図

 

一夢庵風流記 (集英社文庫)

一夢庵風流記 (集英社文庫)

 

漫画【花の慶次】の原作ともなる隆慶一郎氏書【一夢庵風流記】。

 

花の慶次】にも【一夢庵風流記】にも、「まつ」という魅力溢れる凄艶極める女性が出てきます。

まつ は主人公 慶次 の叔父、 前田利家の妻です。

 

この二作品の中で“野放図な女”な まつ にわたくしめは大変魅せられてしまいました。

 

それは俗に言う浮気っぽい女、と云ってしまえばそれでおしまいなのですが、

まつ は亭主も我が子も充分に愛していながらも他の(良い)男(ここではもちろん慶次🧡)も愛してしまうという、己の心に忠実で愛情の量が豊富な女性なのです。

 

もちろん、その時代も藩主の正妻である まつ の不義は許されるわけはないのですが・・

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倫理・・・人間生活の秩序つまり人倫の中で踏み行うべき規範の筋道(の立て方)

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愛情の量が豊富なのに、

倫理にはまる男性しか愛せないなんて、

野放図な まつ には似合いませんもの😌

 

まだ、読んでいる途中でございます🤗

続きが楽しみ楽しみ🎵

 

 

 

心はいつも涅槃寂静

🌸たくふぁん🌸より